広告ROIや顧客分析などにより無駄なコストを発見!売上を高めるための打ち手を可視化。EC事業における売上向上のためのBI構築とデータ分析

【D2C事業者様】ECのBI構築

■課題
競合の増加によって売上が減少し、既存顧客への依存が高まる中、新規顧客の獲得が鈍化していました。さらに、アフィリエイトなどの広告費が売上にどの程度貢献しているのか明確に把握できず、無駄な費用が発生している可能性がありました。そこで、データ分析を通じて優良顧客や効果的なエリアを特定し、各広告施策のROASを一つひとつ精査しながら、無駄なコストを削減する必要がありました。


■対応と結果
データ分析を通じて優良顧客や効果的な配信媒体を特定し、広告施策ごとのROASを詳細に分析しました。Looker Studioを活用してデータを可視化し、広告費の効果をリアルタイムで把握。無駄な広告費を削減し、毎月数千万円規模の広告費を最適に配分し、徹底的にコストカットを実施しました。

— D2C事業者様

競合増加による売上低下と新規顧客獲得の減少:データ活用不足が引き起こした課題と戦略策定の必要性

その分野において、早くから参入していたこともあり、会員は数百万規模にのぼります。SEO施策を有効に活用していたため、サイトへの流入量は多かったものの、既存顧客離れと新規顧客獲得が大きな課題でした。リスティングなどの広告が既存顧客獲得になっていたり、アフィリエイト広告が売上にどの程度貢献しているのかが明確に把握できず、無駄な費用が発生している可能性がありました。

また、新規顧客を獲得するための糸口を発見するため、これまでのPOSデータやCDPデータを分析。マーケティング効率の高い手法の発見が求められていました。

これらの課題を解決し、データを活用した新たな顧客獲得戦略を策定するための戦略立案および実行支援をSiNCEが対応いたしました。

BigQueryでデータ基盤を構築。広告データと売上データを連動させ、広告キャンペーンごとにリアルなROASを算出。

Google BigQueryにデータ基盤を構築。GA4や広告データ、売上などを一元管理できる

 

本来の広告施策から脱却し、データに基づいた広告運用へと大きく転換しました。Looker Studioを活用し、リアルタイムでデータを可視化しながらROAS(広告費用対効果)を分析することで、広告費の無駄を削減し、効率的に配信媒体を選定できる体制を整えました。このアプローチにより、広告費をより効果的に活用できるようになり、売上と顧客獲得の向上を実現しました。

導入後、ROASの向上が確認され、それに伴って広告費の無駄を減らしながら、広告効果を最大化することに成功しました。また、優良顧客の特定が可能となったことで、新規顧客の獲得率も増加し、より精度の高いターゲティングが可能となりました。さらに、効果的な配信媒体を選定することにより、広告費はより最適な形で配分され、コストパフォーマンスが大幅に向上しました。

加えて、広告運用はリアルタイムでモニタリングされる体制が整ったため、データをもとに迅速な改善策を講じることができ、より柔軟で効果的な広告運用が実現しました。

SiNCEは、EC事業のデータ分析に基づいて、無駄なコストを発見し、売上を最大化するための指標を可視化するBI構築をサポートします。データを効果的に活用し、精度の高い意思決定を可能にすることで、ビジネスの成長を加速させます。具体的な課題やニーズがある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

 

(使用プロダクト)

Looker Studio

BigQuery

jupyter notebook

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