製品・サービス、ブランドなどに対する関心や思い入れ、こだわりなどを表す言葉。
たとえば旅行が好きな人は旅行への関与水準が高く、自動車が好きな人は自動車への関与水準が高いといえる。
製品やサービスに対する関与水準が高くなると、当該製品やサービスに対する情報を積極的に探すようになるのが一般的。そのため、関与水準が高い場合には、カタログやパンフレット、ウェブサイトなどの情報を求める傾向にある。
また、関与には低関与商品と高関与商品がある。トイレットペーパーやビニール袋、塩などの消耗品は、低関与商品と言われ、消費者は半ば無意識に、あるいは馴染みがあったりよく知られている商品・サービスを選択する傾向にある。一方、車や時計などの高級品は高関与商品とよばれ、購買までの情報収集や比較検討などに複雑なプロセスを踏む場合が多い。