僕の会社の顧客は誰で、
その顧客の何を解決しているのだろう?
最近そんなことばかり考えている。
僕はブランディング会社を経営しているのだが、
ブランディングを欲しがる人は少ない。
そもそもブランディングが顧客の問題解決だと思われていないのだ。
少なくとも、ブランディングという言葉が顧客のどんな問題を解決するものなのかが曖昧でわかりにくいのだと思う。
ブランディングは問題解決のツールだと僕は思っている。
たとえば、
ブランディングは、自社の商品やサービスに独自性を見出すことができる。
つまり、他の商品やサービスとの差別化がなくて困っている人に
その答えを提供できるのだ。
たとえば、
ブランディングは、競合に勝つための戦略と実践を提供する。
つまり、競合に勝てなくて、その方策が見えなくて困っている人の助けとなるはずだ。
たとえば、
ブランディングは、会社の魅力をわかりやすく伝えることができる。
つまり、会社の魅力が伝えられていないという問題の解決をすることができる。
これ以外にもブランディングはさまざまな問題を解決するツールである。
僕はスターバックスがスターバックスエクスペリエンスと呼んで
特別なコーヒー体験を啓蒙したように
ブランディングを啓蒙しなくてはならないと思っている。
スターバックスがあれば
日常に冒険心が生まれて特別なひとときを過ごせるように
ブランディングがあれば
独自性や競合に勝つ作戦や自社の魅力を発見できて
強く前に進むベクトルを獲得できるのだ。
僕はブランディングエクスペリエンスを磨き上げて
一人でも多くの人に体験してもらいたいと思う。