いわゆる企業ブランドのこと、会社名がひとつのブランドとなることを指す。
コーポレートブランドは意図して作られるものと、結果としてブランドとなったケースがある。
前者の場合、会社名と商品やサービス名を意図的に同じものにすることによって、そのブランド力を高めることを狙いとしている。
後者の場合、開発したブランドが市場で評価され、この評価が結果としてブランドとして通用するようになる。
あるいは商品・サービス名が企業名よりも有名になったことで、それをそのまま社名とするパターンもある。
コーポレートブランドを高めたり維持するためには、良い製品やサービスを提供するだけでなく、それらを広報することも重要なポイントになる。
一方、企業のイメージを固定化するというリスクもあり、特に不祥事や事故などで顧客の信頼を失う事態が発生すると、
企業活動の足かせともなりえるので注意が必要だ。