ベビーフェイス効果とは、人間が赤ちゃんに対して本能的に抱く親近感や安心感から、警戒心がなくなり好感を抱くハロー効果の一種である。
赤ちゃんに限らず、赤ちゃんの顔のような特徴を持っている人、すなわち童顔の人に対してもこのような効果が生まれ、親しみやすさや安心感を感じやすいという。
もともとはオーストラリアの動物行動学者、コンラート・ローレンツがm幼児性のある人や動物・キャラクターの特徴を「ベビースキーマ」と命名したことが始まり。
ベビーフェイス効果は主に商品・サービスの広告に活用されることが多く、消費者の不信感や敵対心を取り除くことを狙いとしている。なお、赤ちゃん、童顔のほかにも、笑顔でも同様の効果があり、また男性よりも女性のほうが効果が得られやすいため、一般に企業の広告には笑顔の女性が使われることが多い傾向にあるとされている。