ミドルキーワードとは、ビックキーワードとスモールキーワード(ニッチキーワード)の中間にあたる検索数と競合数を持つキーワード群のこと。最も人気のある頻出ワードであるビッグキーワードに対して相対的に検索数が劣る少しマイナーなキーワードであったり、ビッグキーワードに他の単語を掛け合わせた複合キーワードを指す。複合キーワードの場合、エリアや性別、年齢、目的などでセグメントされたキーワードになるケースが多い。
たとえば、「チーズケーキ」というワードは汎用性が高く検索数も多いビッグキーワードであるが、「チーズケーキ ニューヨーク」としたり、「チーズケーキ 埼玉」とすると、より地域がセグメントされたミドルキーワードになる。
リスティング広告など、特定のキーワードを狙ったインターネット広告に出稿する際は、キーワードの競合率によって広告料金は大幅に変わる。ビッグキーワードを狙えば、企業やブランドの認知度アップに大きく貢献するかもしれないが、ミドルキーワードやスモールキーワードに比べて膨大な広告料金がかかる。また、ビッグキーワードはセグメント化されていないため、必ずしも商品・サービス購入といったコンバージョンにつながるとは限らない。むしろ、より目的やターゲットが絞られたキーワードで検索してきたユーザーのほうが、コンバージョンにつながりやすいという考え方もある。