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マッカーシーの4P【mccarthy’s 4p】

CATEGORY : ブランディング用語集

UPDATE : 2019.08.27

文責 : SINCE.編集部

マーケティング目標を達成するための基本的なフレームワーク。製品(Product)、価格(Price)、流通(Place)、販売促進(Promotion)の頭文字をとって4Pと名付け、マーケティングをこの4つの要素に分解して組み立てたフレームワークとなっている。

マーケティング学者のジェローム・マッカーシーが1960年代に提唱したものであることから、マッカーシーの4Pと呼ばれることが多い。

マーケティング活動を成功させるためには、消費者ニーズに応える「製品」を作り出し、適切な「価格」を設定し、適切な「流通」に乗せて、適切な「販売促進」を行うことが欠かせないという考え方。どれか一つで売れるということはなく、それぞれが密接に関わりあい、バランスよく組み合わさった時に売れるのだということをマッカーシーは提言している。

4Pは基本的なフレームワークとして重要であるものの、大量生産・消費社会という時代背景の中で提唱されたことから、プロダクトアウト型の発想に基づいているという指摘もある。より買い手側の視点に立ったマーケットイン型のフレームワークとして「4C」も登場しており、4Pとの対比として語られることが多い。

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