企業やブランドが独自に持っている特色や印象のこと。
ブランドも人と同じようにさまざまな特性がある。たとえば、着物であれば懐古的な印象や和風のイメージ。モード系のファッションであれば現代的で斬新な印象を持つだろう。
このように「懐古的」であったり「現代的」などの印象の部分を、人間のように例えることがブランドパーソナリティと呼ばれる理由だ。
ブランドパーソナリティは商品開発や販売戦略のときに活用され、顧客が信頼感をもって安心して物を買うための補助的な要素を担っている。
また顧客はブランドパーソナリティを求めて購買することが多いと言われている。
従来の企業やブランドのイメージに合わない商品を販売すると、新規顧客を獲得することはできるかもしれないが、既存顧客を失うという恐れがあることを念頭に入れておく必要がある。