ロングテールとは、インターネット上でのビジネスにおいて、2割のヒット商品の売上額よりも8割のニッチ商品の売上額のほうが上回る状態のことを指す。
これをSEO対策に応用したのが、ロングテールSEOである。
ロングテールSEOでは、検索数の少ないニッチなキーワードの記事を大量生産し、そのキーワードにおける検索流入を増やし、結果としてウェブサイト全体のアクセス数を向上させる。
特定の商品名を検索すると、それがニッチな商品であっても必ずと言っていいほどAmazonの商品ページが上位に表示されるのは、Amazonが膨大な商品ページを持つことでサイト全体のSEOを強力にしているから。
この戦略においては上位20%の人気記事以外の80%の記事を、いかに競合の少ないキーワードを選び、いかに大量のコンテンツを作成できるかが重要だといえよう。