企業やブランドの一員として働く労働者が、組織に対して抱く好意的感情や精神的なつながりのこと。
リッツ・カールトンの人材教育を担ってきたレオナルド・インギレアリーが提唱した。
従業員ロイヤルティの高い労働者には、以下のような行動特性があるとされている。
・組織で働くことに喜びを感じる
・組織の一員であることを誇りに思う
・現状より好条件のヘッドハンティングなどに関心を示さない
・組織の成長や売上アップを自分のことのように嬉しく思う
・組織に貢献することが自己実現につながっている
インギレアリー氏によれば、従業員ロイヤルティが高い社員が多いと、自然と生産性は高まり、商品・サービスの質も向上するという。
それによって会社の価値が上がることで、さらに従業員のロイヤルティは高まり、組織の安定的な成長が望めるということだろう。