コーポレートブランドとは独立した形で個別ブランドを展開する「ハウス・オブ・ブランド」と、コーポレートブランドの名前を個別ブランドにも反映させる「ブランデッド・ハウス」、その両方の性質を併せ持つ手法をハイブリッド戦略という。
たとえば、BMWは主要な自動車のブランドについてはBMW8、BMWロードスターといった形で、ブランデッド・ハウス型のブランド展開をしているが、一方でMINIや傘下のロールスロイスなどはハウス・オブ・ブランド型の独立したブランド展開をしている。
アーカーは「実際には、純粋に一つだけの戦略というのはほとんどなく、大半はハイブリッド戦略だ」と述べている。