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事業スピードを上げることを第一にマーケティングや開発を考えて実行しなくてはならない

CATEGORY : 今日の一筆

UPDATE : 2019.04.09

文責 : 一筆太郎

すっかりK-POPにハマってしまった。韓国で晩メシを食べているときに店で流れていた音楽が気になって調べたらOrange CaramelというアイドルのMagicという曲だったのだけど、これがなんだか頭から離れなくて、日本に帰ってきてからもヘビーローテションになってしまった。K-POPはなんでこんなにクセになるんだろう?ノリが良くて擬音みたいな言葉の響きが僕はなんだかたまらない。韓国料理も音が好きだ。タッカンマリとかソルロンタンとかサムギョプサルとか、いきなりベントーになったりするけど、マッコリもいいし、つい言いたくなってしまう。タッカンマリ。
 
今日は三枝さんと仕事の整理に勤しんだ。やらなくてはならないこと、というか事業に必要なマーケティング関連業務は山ほどある。僕らはそれを制作会社ベースのスケジューリングをしない。ターゲットは全社ミーティングだったり、季節需要が高まるタイミングだったりと事業に合わせる。だから、辛い。こんなやり方について来てくれる開発チームはなかなかいないのだ。6月までにインナー向けのメディアをつくり、セールスツールを作り、休眠掘り起こし(スリーパーと呼ぶことを今日知った)策を定めてキャンペーン実施とシステム改良して、ダッシュボードを改良して、LPサイトをいくつかつくる。ふつうで考えたらありえない量である。これを事業のスピードを落とさないように、むしろスピードが上がるように開発しなくてはならない。三枝さんも僕も、それが大変であること十二分にわかりながら、一瞬顔色を崩すのだけど、やらなくてはとギアを入れ直す。
 
経営者は、IT出身でなければ、開発の内容などわからないことが多い。そうすると、たいていの経営者は、開発というのは時間がかかるものだと歯がゆくなったり、イライラしたりする。遅い上に金もかかるとはなんたることか!なんて口にする経営者に会ったこともある。開発側にいると、そんなこと言われても・・・と思うのだが、経営者の立場に立つと、そりゃそうだと思ったりもする。
 
開発は大変なのだ。かつて未開のジャングルを切り開いてシンガポールはつくられたように、それがデジタルの開発であろうと、基本的には人が切り開いていくものなのだ。マーケティングには開発がつきものだから、そんなシーンがたくさん登場する。だけど、何もそんな大変な開発をしなくてもいいんじゃないかというシーンがいくつもある。最近ではレジシステムだったらエアレジのようにフリーのツールがいくつも出ている。ウェブサイトの開発だってイチからつくる必要があるのだろうか?テンプレートを使えばもっと早く安く済む。開発が事業に必要ならばしなくてはならないが、その検討が行われていないケースが多いように思うのだ。
 
そんなことを言いながら、実際には開発を余儀なくされて、上述したような開発地獄に陥っているのだけど・・・。これから人材難(開発者の人材であり、事業担当者の人材でもある)も加速するし、事業の競争も進む中で、事業スピードを上げる最善の一手を考えることはますます重要になることは間違いない。

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