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クープマンの目標値【koopman’s model】

CATEGORY : ブランディング用語集

UPDATE : 2018.12.04

文責 : 松山響

特的の市場における占拠率(=シェア)が持つ意味合いを分析した指標のこと。
ランチェスターの法則を研究したアメリカの数学者B・O・クープマン教授が提唱した。

クープマンは市場シェア率について6つの目標値があることを導き出した。

■独占的市場シェア:73.9%
「独占的寡占型」と呼ばれ、トップが絶対安全かつ優位独占の状態を指す。
トップ2ブランドを合わせてこの数値を超える場合を「二大寡占市場」と呼ぶ。

■相対的安定的シェア:41.7%
3社以上の競合がいる市場の場合、41.7%以上のシェアがあれば業界の強者となり、安定した地位を確保できる。
不測の事態が起きない限り、地位を脅かされることはない。

この目標値は一般的には「40%目標」と呼ばれる。

■市場影響シェア:26.1%
この値を上回ると、激戦の競争状況から一歩抜け出した状態と判断される。この値が強者と弱者の分かれ目と言えるだろう。
多くの市場においてはこのレベルで業界トップに位置し、またシェア2位であったとしても、この基準にあれば市場に影響力をもつことが可能となる。

■並列的上位シェア:19.3%
複数企業で拮抗している競争状態の時によく見られるシェア率。安定的トップの地位をどの企業も得られていないケースが多い。競合他社に先んじて市場影響シェアである26.1%を獲得することが目標となる。

■市場認知シェア:10.9%
生活者において純粋想起がなされるレベルのシェア率。このレベルになると、市場において競合他社からも存在を認められるようになる。

■市場存在シェア:6.8%
生活者において、助成想起が可能なレベルです。市場に参入したと言える最低レベルとして位置付けられている。

クープマンの目標値を読み取ることで、
市場シェア、マーケットシェア、市場占有率の数字が語る意味を理解し、
効果的なマーケティング戦略を立てることが可能になる。

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