5:25の法則【law of 5 to 25】

顧客離れを5%改善することができれば、利益率が25%改善されるという法則。

一般的に、企業やブランドが新規顧客を獲得するために必要となるコストは、既存の顧客に商品やサービスを再び購入してもらうために必要となるコストの5倍かかると言われている（1：5の法則）。

そのため、5%の顧客離れを改善した場合は、実施したサービス改善などの施策によって顧客全体のロイヤルティも向上するため、結果的に既存顧客からの収益が大幅に改善されることにつながる。

だからと言って既存顧客ばかりに目を向けるのではなく、1：5の法則と同様に、新規顧客の開拓と既存顧客の維持のバランスを考えることが重要である。