ひとつの製品ブランドの中で、製品ラインを拡張していく手法のこと。
主にブランド名はそのままに、
色や形、味、容器などを変えた新製品を導入することを指す。
既存ブランドのブランド・エクイティを利用して消費者に届けるため、
そのブランド力が強力であるほど効率的なマーケティングが可能となる。
他方、製品の乱立は消費者を迷わせることになり、
また、コンセプトやターゲットが類似した製品は
カニバライゼーションを引き起こす危険性もある。
製造ラインの拡張こそ、緻密なコンセプト作りや
マーケティング戦略の立案が求められると言える。