新規顧客に商品・サービスを販売するために必要となるコストは、既存顧客に販売するコストの5倍かかるという法則。
新規顧客の獲得にはキャンペーンやPR活動、販路開拓などの費用と時間がかかるため、同じ金額で商品やサービスを売ったとしても、既存顧客より利益率は低い。
既存顧客はすでに商品やサービスを利用したことがあるため、少ないコストで再度利用してもらえる可能性は高い。
さらに、中長期的に利用し続けてもらうことができれば、低コストながら将来的に大きな収益をもたらすことにつながる。
一方で、企業やブランドが成長していくためには、新規顧客の獲得も欠かせない。
要するに、新規顧客の開拓と既存顧客の維持のバランスを考えることが重要だということ。
1:5の法則は、販売戦略を立案する際に役立てることができるのだ。