【Looker】ダッシュボードで年度のフィルタを設定する方法

ダッシュボードを作成するときに、年度でフィルタをかけたい場面があると思います。本ブログ記事では、Lookerで簡単に年度のフィルタを設定する手順を説明します。

目次

はじめに

Lookerでダッシュボードを作成するときに、(会計)年度のフィルタを設定したい場面があるかと思います。そのような場面で、次のようにフィルタ設定をしていませんか?

このフィルタ設定だと、年度が切り替わった場合に手動でフィルタを更新する必要があります。

実は、より簡単に年度のフィルタを設定し、かつ年度の切り替えに自動で対応してくれるような機能がLookerには存在します。そこで本ブログ記事では、そのような年度フィルタの設定手順を解説します。

手順①: viewファイルでの設定

まず、viewファイルで年度を表したいディメンションを定義します。やり方は次の2つがあります。

方法1
dimension_group > type: time > timeframes=[fiscal_year] を設定する

dimension_group: dimension_group_name {
    type: time
    timeframes: [raw, date, week, month, quarter, year, fiscal_year]
    sql: ${TABLE}.created_at ;;
}

方法2
dimension > type: date_fical_year を設定する

dimension: dimension_name {
    type: date_fiscal_year
    sql: ${TABLE}.created_at ;;
}

基本的には方法1の「dimension_groupとして設定する」が便利だと思います。

手順②: modelファイルでの設定

次に、modelファイルの冒頭で fiscal_month_offset というパラメータを指定します。なお、viewファイルでの定義を方法1, 2のどちらで行っていても、modelファイルでの設定事項は同じです。

fiscal_month_offset パラメータとは次のようなものです。

 ・会計年度がどの月から始まるかを定義するパラメータ

 ・0~11の値を取る

 ・(例) 4月から始まる場合は fiscal_month_offset: 3 とすればよい

connection: thelook
include: '*.view.lkml'
include: '*.dashboard.lookml'
fiscal_month_offset: 3

手順③: Explore画面での設定

以上の設定が済んだら、Lookerで[Explore]に移動して実際に年度のフィルタを設定してみましょう。

手順①, ②が適切に設定されている場合、以下のように年度のフィルタを設定できるはずです。
これで、年度単位でフィルタリングすることが可能になりました。

おわりに

本ブログ記事では、Lookerで年度のフィルタを設定する方法を説明しました。viewファイルとmodelファイルでいくつかLookMLを書くだけで、簡単に年度のフィルタを設定できることが理解していただけたのではないでしょうか。

本記事で紹介した方法で年度のフィルタを設定することで、年度が変わっても手動でフィルタを変更する必要がないというメリットがあります。ぜひ試してみてください!

参考

時間に関するdimension_groupの公式ドキュメント[blogcard url=”https://cloud.google.com/looker/docs/reference/param-field-dimension-group#time_type_dimension_groups”]

時間に関するdimensionの公式ドキュメント[blogcard url=”https://cloud.google.com/looker/docs/reference/param-dimension-filter-parameter-types#available_time-based_types”]

modelファイルでのfiscal_month_offsetパラメータの公式ドキュメント[blogcard url=”https://cloud.google.com/looker/docs/reference/param-model-fiscal-month-offset”]

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